ロゴアズ建築設計事務所茶室建築研究所
AS architect design office                     S House
S House 01
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外観パース 平面図 立面図 室内パース 室内パース

■計画概要
敷地面積 607.36㎡ (183.72坪)
建築面積 128.48㎡ (38.86坪)
延床面積 186.73㎡ (56.48坪)
構  造 木造 2階建
用  途 専用住宅
<設計メモ>
現況が畑(ほぼ山林)の約180坪の傾斜地に4人家族の住宅を計画。
北東の進入路から敷地の奥(南西)まで高低差が2m以上あり、この傾斜を建築にどのような形で取り入れるのかが命題。
擁壁を設けフラットな敷地にし家を建てるには費用がかかり過ぎる。いかに今の形状を維持し敷地に溶け込んだ住宅にするか!
その解決策として、北東の玄関から南西のリビングまでに2つの段差を設けました。そのため3~4段の階段が4つある住宅を計画。平面的には段差が多くありますが、それが心地よい場の変化が生み出さられること、また1つ1つの部屋が落ち着く空間となることを期待しています。
外観は周りがほぼ山林のため出来る限り自然素材(木板)を取り入れ、屋根は勾配をつけず(陸屋根)高さをできる限り抑え、周囲に溶け込む佇まいとしました。
傾斜地のため1階南側の室と敷地には高低差があり、また斜面のままでは使いづらいため大きめなウッドデッキを設ける計画としました。中心市街地を眺めることができる立地と敷地形状を有効に活かせる計画としました。